武士の時代の歯科治療②

こんにちは、院長の寺脇です。

 

本日は前回触れられなかった、戦国時代と安土桃山時代の歯科治療についてお話ししていきます。

 

室町時代に朝廷の口科の専門医として働いた丹波康頼から始まる丹波一族が、口内に関する専門医として活躍を始めたのが戦国時代です。

彼らの治療の方法は一族で秘伝されており、一般の庶民に広まることはなかったそうです。ですが、丹波一族の中には兼康のように、民草の間で口内治療を行うものもいたようです。

また、この戦国時代には日本で現存する最古の入れ歯が作られた時代でもあります。

 

次に安土桃山時代についてお話ししていきます。この時代になると、朝廷では口中専門の治療科が確立されました。

朝廷に限らず戦国時代に流行した男性のお歯黒が廃れ、女性の習慣として確立したのもこの時期です。

また、安土桃山時代では入れ歯の製作が盛んになります。その製作を担ったのが、なんと仏師です。時代の流れで少なくなった仏像製作の代わりに、入れ歯作りに力を注ぎ始めたようです。

 

動乱の時期も今回で終わり、次回からは太平の世江戸時代の歯科治療についてお話ししていきたいと思います。

 

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