真っ黒な歯

こんにちは、院長の寺脇です。

 

さて、先日まで歯科治療の歴史-日本編-のお話しをしてきたかと思います。その中でかなりの回数に渡って出てきた言葉があったかと思います。そう、お歯黒です。

本日はそのお歯黒について、もう少し歯科の観点からお話しをしていきたいと思います。

 

お歯黒自体は、「既婚者であることを示す」と言われたり、歯を目立たなくさせて顔つきを柔らかく見せたり、美人の条件であったりしました。

 

一般に知られているのは上記のような美の側面ですが、実は医学的にもかなり効果があるのです。お歯黒を施した歯には虫歯がほとんど見られないのです。また虫歯の上からお歯黒を施した歯は、虫歯の進行が止まっていたことが、研究でわかっています。

 

なぜお歯黒がこれだけ虫歯に効くのかというと、お歯黒の成分が歯が溶け出すのを防ぐと同時に、歯の表面をコーティングして虫歯から守っていたからです。

この効果、どこかで見た覚えがありませんか?

そうです。よく歯医者で歯に塗られるフッ素です。

なんとフッ素は、お歯黒をベースに開発されたものなのです。大正時代には潰えたと思った歯の習慣も、形を変えて現在まで続いているんですね。

 

当院は高円寺駅北口徒歩1分にございます。

高円寺近郊にお住まいの方に、お気軽にお越しいただける歯医者を目指しています。是非お気軽にお越し下さい。